2018年10月 8日 (月)

アスタリフト ホワイト(富士フイルム)

Photo さあ、さあ、久しぶりの更新。なんと2年ぶりなんですねぇ。

今日ご紹介するのは、フイルム屋さんが作った化粧品、アスタリフトのCMです。いつまでも若さを保っている松田聖子さんと歌がうまい高畑充希さんの共演になります。歳はかなり違いますが、どちらも好きなタレントさんです。

さて、BGMで使われている楽曲は、

シンフォニー/ザラ・ラーソン

70年代ではなく最近の曲ですね。このザラ・ラーソン、スウェーデンの歌手で幼少期から頭角を現し、今では世界的に知られた存在です。このシンフォニーという曲、いかにもヨーロッパ的曲調で、心にビンビン響くセンセーショナルな雰囲気満載です。歌詞の内容はLGBTに関するもののようです。

Photo_2 今後も期待のできるシンガーですね。ユーチューブでの視聴はこちら、ダウンロードはこちらになります。

ところで、最近ヘビーローテーションで聴いている曲、ご紹介したいと思います。

everlasting snow/Aimer

ハスキーボイスが魅力的なエメが、外国人ぽく歌っています。季節を感じさせるとても情緒的な曲に仕上がっています。なんだか切なさを限りなく放出しているって感じでしょうか。特に気に入っている箇所は、AメロBメロを2回繰り返し、間奏のあとのサビCメロの途中「世界が~」のところの歌い方ですね。たまらない~!まだお聴きになっていない方は、ぜひぜひ試しに聴いてみてください。

さて、見事復活を遂げた本ブログ。長く続けていければなぁ、と考えています。今後もご声援をよろしくお願いします。

10月9日追伸です。プロフィールページ「マイベスト3」に「雪にまつわる曲」追加しました。
あと、2年前10月10日の最終記事、そして今回復活の記事、共に化粧品を扱っている会社のCMものでした。偶然ってあるもんですねぇ。

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2015年10月18日 (日)

Jean Paul GAULTIER FOR SEPT PREMIERES(セブン&アイ・ホールディングス)

Photo庶民的なはずのイトーヨーカドーが同グループの西武・そごうを巻き込んで、高級路線のファッションブランドを立ち上げました。そのテレビCMがこれです。

夢見るシャンソン人形/フランス・ギャル

1965年、ユーロビジョン・ソング・コンテストでグランプリを受賞した曲です。なんと50年前の曲ですが、われわれ日本人がフランスをイメージできる曲の代表格ですね。なお、本CMでのカバーはJUJUが起用されています。全然気づかなかったなぁ。ユーチューブでの動画の視聴はこちら、JUJUカバーのダウンロードはこちらになります。

先にふれたフランスをイメージさせる曲他にもあります。ユーチューブで堪能してみましょう。

1.そよ風にのって/マジョリー・ノエル(1965年)
2.さよならを教えて/フランソワーズ・アルディ(1968年)
3.オー・シャンゼリゼ/ダニエル・ヴィダル(1971年)

ちなみに#3は2006年5月に当ブログで紹介しています。ふうっ、青春時代にタイムスリップするなぁ(笑)。

France Gall/4 Albums Originaux

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2014年6月23日 (月)

ソフィーナボーテ(花王ソフィーナ)

Sofina_baute堺雅人さん、昨年ドラマ「半沢直樹」で大ブレークしましたね。いよいよ続編が今年10月スタートで決定したようです。そんな堺さんに内助の功ありともっぱらの噂、新妻菅野美穂さんが出演している化粧品のCMをご紹介しましょう。バックに流れているのは、情熱的なメロディラインが耳に残るこの曲です。

シー/エルヴィス・コステロ

この「シー(She)」という曲、元々「忘れじのおもかげ」というタイトルで、イギリスの連続テレビドラマ「女の七つの顔」のために作られたもので、作曲・歌唱はシャルル・アズナヴールでした。その後エルヴィスがカバーし、1999年の映画「ノッティングヒルの恋人」の主題歌として起用されました。
エルヴィス・コステロはイギリス出身の歌手で、1954年生まれの現在59歳。ポール・マッカートニーとの共作「ヴェロニカ」が代表作となっています。あと「アリスン」もバラードの名曲として、後年よく使用されています。当ブログでは2006年2月に映画「マイ・ガール2」をご紹介したときに、エルヴィスの「スマイル」を試聴していただいています。これもお薦めですね。「シー」のユーチューブでの視聴はこちら、試聴とダウンロードはこちらになります。

さて、ボーテ(beaute)とはフランス語で、英訳するとbeautyになりますね。気になったので他の言語でなんていうのか、少し調べてみました。
belleza(ベリェッサ)…スペイン語
beleza(ベリェザ)…ポルトガル語
bellezza(ベレッツァ)…イタリア語
sconheit(シュンハイト)…ドイツ語
美丽(mei li=メイリ)…中国語
なんと西、葡、伊語の似ていること!発見です。
このブログって、ためになるなぁ(笑)。

Elvis Costello/In Motion Pictures

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2014年2月22日 (土)

アメリカンファンキーBBQ(マクドナルド)

American_funkey_bbq_2アメリカンビンテージ80’Sの第3弾として、アメリカンファンキーBBQを売り出しているマクドナルド。CMで使われているのは耳に残る曲ですね。それもそのはず、資生堂(1984年、INOUI)やホンダ(2004年、That's)のCMにも使われていました。

ファンキー・タウン/リップス・インク

アメリカの音楽ユニットが手がけた軽快なダンス曲で、1980年全米ナンバー1を記録しました。映画「シュレック2」(2004年)の挿入曲としても使われていました。ユーチューブによる試聴はこちら、ダウンロードはこちらになります。

話題は変わりますが、真鍋かをりの『世界をひとりで歩いてみた-女30にして旅に目覚める』は素晴らしい旅の本です。仕事に空きができたときに、さっと海外に飛び立つ。こんな行動力を発揮すれば、煮詰まりのリセットができてしまうんですね。

Lipps Inc/Mouth To Mouth

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2013年6月22日 (土)

エファージュ(サントリーウエルネス)

Suntry女優の伊藤蘭さんらが出演している、サントリーの化粧品「エファージュ」のCM、実にターゲットをしぼった選曲を行っています。

悲しき天使/メリー・ホプキン

1968年発表、ポール・マッカートニーによるプロデュース、アップルレコードより発売されたシングルで、日英米をはじめ世界的ヒット曲となりました。芝生の上に横座りをして、ギターを抱えてるジャケット写真が実に印象的でしたね。英語版タイトルの「Those Were the Days」、あの頃は良かったみたいなニュアンスで、日本語タイトルにあるような悲しい歌ではないようです。言われてみれば、「悲しき街角」「悲しき雨音」「悲しみの兵士」「悲しき鉄道員」「悲しきジプシー」などなど、往年やたら悲しい曲が多かった気がします。さて、「悲しき天使」の歌詞、訳詞はこちら、ジャケット写真と原曲試聴はこちらを参照してください。

6月19日リリースしたての「ゲッツ/ジルベルト+50」プロデュースby伊藤ゴロー、オリジナルのボサノバの名盤が世に出て50周年ということで企画されたトリビュートアルバムです。土岐麻子、細野晴臣それぞれいい味出してますが、なんといっても原田知世の「ヴィヴォ・ソニャンド」、癒されます。このアルバムと無関係ですが、動画を楽しみたい方はこちらをどうぞ。

Mary Hopkin/Post Card (Rmt)

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2012年10月14日 (日)

プレミアムアルコールフリー(サッポロ)

Photo田中麗奈と宮川大輔が軽快にかけあうCMで、流れている曲をご紹介します。


恋はあせらず/ダイアナ・ロス&ザ・スプリームス

1966年に全米NO.1を記録、原題は「You Can't Hurry Love」となります。従来は「シュープリームス」という表記で通っていました。ダイアナ・ロスのソロとしては、73年の「タッチ・ミー・イン・ザ・モーニング」、74年マーヴィン・ゲイとのデュエット「ユー・アー・エブリシング」、75年の「マホガニーのテーマ」、81年にはライオネル・リッチーとのデュエット曲「エンドレス・ラブ」ざっとこのあたりになじみがありますね。この「恋はあせらず」60年代の曲ですが、たびたびCM曲として使われ、「花王ソフィーナクッション泡洗顔料」、「キリン午後の紅茶」、「au」、「ファミリーマート」等あげたらきりがないくらいのもてもてぶりです。ユーチューブによる試聴はこちら、フィル・コリンズのカバーはこちらになります。

「あらゆる小説は模倣である。」というタイトルの本読んだんですが、音楽についても言えてる部分がありますよね。要は「パクリ」はだめだけど「模倣」はそこかしこにあるということのようです。最近聞いたものでは、ジャネット・ジャクソンのとある曲の前奏が、アメリカというバンドの「ベンチュラ・ハイウェイ」にそっくりでした。

Diana Ross & Supremes/Ultimate Collection

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2011年12月30日 (金)

アクア(トヨタ自動車)

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年の瀬も押し迫ったこの期におよんでブログ更新です。トヨタが26日に発表したハイブリッドコンパクトカー「アクア」のCMに、我が懐かしのセブンティーズが使われてるんですね。

ハート・オブ・グラス/ブロンディ

女性ヴォーカルを前面に出したロックバンド「ブロンディ」、1974年に結成されました。ヴォーカルのデボラ・ハリー、世間で言われていたようにやはり妖艶です。

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代表曲はこの「ハート・オブ・グラス」のほか、ハードタッチの「コール・ミー」、レゲエ・ミュージックで後にサッポロ「ドラフト・ワン」のCM曲としても使われた「夢見るNO.1(The Tide Is High)」などなど、クオリティの高い作品を数多く残しています。ベスト版試聴してみましたが、これはいけると感じ、思わず全曲ダウンロード購入してしまいました。ユーチューブの動画はこちら、試聴とダウンロードはこちら になります。

2011年も暮れようとしていますが、今年身につけたよい習慣「伊藤洋一のラウンドアップワールドナウ!」をポッドキャストに落として月曜朝の通勤電車内で聞くことです。ぜひお試しあれ。そして来る2012年は皆様にとっていい年でありますように。

Blondie/Best Of

(2014.3.31追伸です)最近始まったH&MのスポットCMにも、ブロンディのオリジナル曲使われていますね。

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2011年7月18日 (月)

ザ・コラーゲン(資生堂)

The_collagen扉から大勢の若い女性が溢れんばかりに出てくる、それだけで華やかすぎるCMですね。曲もハイテンションで乗り乗りです。

ラッキー・ラヴ/カイリー・ミノーグ

1988年全英1位を獲得した、ユーロビートのヒット曲ですね。原タイトルは「I Should Be So Lucky 」となっています。ユーチューブの動画はこちら、曲の試聴とダウンロードはこちらになります。

CMで仲間由紀恵と共演している水原希子ですが、映画「ノルウェイの森」出演以降、TVでの露出が確実に多くなりましたね。

Kylie Minogue/Greatest Hits 87-99

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2009年3月29日 (日)

ティアナ(日産自動車)

Teanat アメリカではマイクロソフト社が「PCを購入するなら、Macよりウインドウズ搭載機の方が断然安い」といった価格訴求のキャンペーンを展開して、不況による個人消費の冷え込みを意識した販売戦略をとっているようですが、どうなんでしょうかねぇ、この分野での価格志向は今に始まったことじゃないのでは。そんなパソコン業界をしり目に、自動車業界は低価格、コンパクト化もさることながら、まだまだブランド戦略が通用する余地がありそうです。「おもてなし」をキーコンセプトに「和」のテイストを取り入れたイメージプロモーションを行っているのが、ニッサン「ティアナ」のCMです。豊川悦司と檀れいが出演、シリーズ化されてますね。 バックの音楽も上品で落ち着いた雰囲気をうまく表現しています。

ワルツ・フォー・デビイ/ビル・エヴァンス

Village_vangard ジャズピアニストの巨匠、ビル・エヴァンスがトリオを組んで1961年ニューヨーク、ヴィレッジ・ヴァンガードでライヴ収録されたものがオリジナルです。CMでは土岐麻子が情感豊かに歌い上げています。土岐さんの曲「スーパースター」好きです。大貫妙子&ユーミン風フレバーが楽しめます。PVもおもしろいです。CMがらみでは、「ハウ・ビューティフル」でユニクロのCMに自ら出演されてました。オリジナルの試聴とダウンロードはこちら、土岐さんの曲はこちらでできます。以前ご紹介した、フレンチウイスパーヴォイスがお好きな方は、こちらで聴けますよ。

Sakura さてさて、21日に開花した東京地方の桜もこのところの寒さで、満開がお預け。あと3日で4月、一気に咲き誇るくらいの春の陽気が待ち遠しいですね。

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2009年3月15日 (日)

マキアージュ(資生堂)

Photo 時代のトレンドをうまくとらえて、5人の女性タレントを贅沢に起用しているのが、資生堂マキアージュのCMです。使用曲も20年以上前のものとは感じさせない、はつらつとした輝きを保ってます。

ハイスクールはダンステリア/シンディ・ローパー

299 このシンディ・ローパー、当ブログでは「タイム・アフター・タイム」に続き2度目の登場となりますが、デビュー前の下積み時代、ニューヨークの邦人経営日本食レストランでウエイトレスのアルバイトしていたということです。それが縁で大の親日家になったようで、われわれとしても親しみを感じますね。「ハイスクール~」の邦題は大胆な意訳ですが、本人からのクレームで今では原題の「Girls Just Wanna Have Fun」で通っています。1983年発売のこの曲は翌年全米第2位までヒットチャートを昇りつめ、アルバムは全世界的な旋風を巻き起こし、超ミリオンセラーを記録しました。その原動力となったのが、斬新なビデオクリップだったと言われています。ほぼ同時期に出てきたマドンナ共々音楽動画ビジュアル化の先駆者の観がありますね。歌詞はこちら、試聴とダウンロードはこちら、CMでカバーされているリミックスバージョンはこちらになります。

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