2014年1月 2日 (木)

【クローズアップ】大滝詠一

2013年年末に飛び込んできた訃報、私の崇拝する大滝詠一氏が亡くなりました。享年65歳、あまりにも突然で早すぎる出来事に、発する言葉がありません。2014年新年早々ではありますが、大滝詠一氏の追悼特集を急遽組むことにしました。
大滝氏をとりあげるに当たり、「代表的アルバム」「楽曲提供」「テレビドラマ主題歌」の3つの角度から多面的に述べてみたいと思います。

1.代表的アルバム
  「A LONG VACATION」(1981年)
  「EACH TIME」(1984年)

この中からどうしても1曲あげるとすれば、このブログの性格上この曲になります。

君は天然色/大滝詠一

Photo_22005年6月10日の記事でもご紹介してますが、「ア・ロング・バケイション」のA面1曲目になります。このアルバム、アナログ・CD・リマスター含め総売上が200万枚の大ヒットなのです。そして「君は…」ですが、CMとのタイアップがすごい!「新・Vロート」(ロート製薬、1981年)、「生茶」(キリンビバレッジ、2004年)、「アサヒすらっと」(アサヒビール、2010年)、「アルトエコ」(スズキ、2011年)、「金麦」(サントリー、2012年)と発表から延々と起用されてきています。(以上出典「ウィキペディア」)

A-3「カナリア諸島にて」
B-1「雨のウエンズデイ」
B-2「スピーチ・バルーン」

以上、お気に入りの曲です。B-2は2005年5月8日の記事で紹介した、「ソニーハンディカム」のCM曲です。そしてA-1、3、「イーチ・タイム」B-3「ペパーミント・ブルー」はカラオケでよく歌います。特に「ペパーミント~」は、ある女性を思い浮かべながら歌います(意味深~笑)。

2.楽曲提供

以下、羅列になりますが、そのすごさを実感してください。

Photo_3吉田美奈子「夢で逢えたら」(1976年)
山口百恵「哀愁のコニーアイランド」(1980年)
須藤薫「あなただけI LOVE YOU」(1980年)
太田裕美「さらばシベリア鉄道」(1980年)
松田聖子「風立ちぬ」(1981年)
森進一「冬のリヴィエラ」(1982年)
薬師丸ひろこ「探偵物語」(1983年)
ラッツ&スター「Tシャツに口紅」(1983年)
稲垣潤一「バチェラー・ガール」(1985年)
小林旭「熱き心に」(1985年)

三ツ矢サイダー(アサヒ飲料、1973~1983年随時)のCMは書き下ろしになります。また、楽曲はアメリカのものですが、大滝氏が竹内まりやとデュエットしたという珍しい作品もあります。「恋のひとこと」(2003年)、これは2013年1月に当ブログでご紹介済です。

3.テレビドラマ主題歌

幸せな結末」(「ラブジェネレーション」(CX、1997年))
木村拓哉、松たか子主演。このコンビが以前共演したのが「ロングバケーション」(CX、1996年)であり、大滝氏のアルバム名に似ているのは偶然なのか?

恋するふたり」(「東京ラブ・シネマ」(CX、2003年))
江口洋介、財前直見主演。2009年「婚カツ!」が更新するまで、月9枠の視聴率ワースト記録を保持していたとのこと。今にして思えば伊藤美咲、白石美帆、鷲尾いさ子、浅田美代子、玉山鉄二等脇役がすごかったのに何故?という感じですね。

試聴、ダウンロードご希望の方は、こちらでどうぞ。

長くなってしまいましたが、これにて大滝詠一氏の追悼特集を締めたいと思います。大滝さんが亡くなっても、私の心の中には永遠に生き続けています。

大瀧詠一/Each Time - 20th Anniversary Edition

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2008年8月18日 (月)

【クローズアップ】コラボ ボサノヴァ

企業どうしのコラボレーションがよく目につきますね。CMでは、全日空CM出演の長瀬智也に、富士フイルムCMで競演した樹木希林と堀北真希が登場したものが記憶に新しい。今やっているのが、ミスタードーナッツとモスバーガーの共同プロジェクト「MOSDO!」ですね。競合するはずのファーストフード企業が、協働しているのを見てるとなんだか楽しい。WEB上で両方のCM同時に見られますので、お試しあれ。

さて、話題を音楽に向け、コラボを拡大解釈して、一ひねり加えたボサノヴァの作品という意味合いで、曲ををご紹介していきたいと思います。

118Can`t Take My Eyes Off Of You/Prismatica

原曲はフランキー・ヴァリが歌った1967年のヒット曲。時を下ること1982年、ディスコ調にアレンジして、ボーイズ・タウン・ギャングが再びこの曲をヒットさせました。「君の瞳に恋してる」という邦題でも有名ですね。そして、ボサノヴァ調にアレンジしたのが、今回聴いていただきたい、Prismaticaによる作品です。同じ曲でもこれほど感じが変わるのか、と思わずうなりたくなる見事なアレンジです。試聴はこちらでどうぞ。

先の曲が、「一般曲」×「ボサノヴァアレンジ」+「ポルトガル語」という融合でしたが、次に、「一般曲」×「ボサノヴァアレンジ」×「フランス語」というのをご紹介します。

327a 17 ans(at seventeen)/la bossa

ウイスパーヴォイスっていうんでしょうか、こういう唱法の曲に弱いですねぇ。原曲はこのブログでも過去に紹介しています。試聴とダウンロードはこちらでどうぞ。さて次は、「ボサノヴァ」×「日本人」を聴いてみましょう。

イパネマの娘/Naomi & Goro

日本人だって、本格的にボサノヴァしてますぅって感じですね。試聴とダウンロードはこちらでできます。

最後におまけですが、「ボサノヴァ」×「日本語」なんてのもありですかね。「ボサノヴァ日本語化計画」なるサイトを発見しました。何度か聴いているうちに結構はまってしまいました。まず「」など試聴してみてください。

時期でいうと盛夏を過ぎたちょうど今頃、時間帯でいうと昼下がりもしくは夜の9時過ぎ、ボサノヴァはしっくりと、僕の身にも心にもちょうど染み入ってくるのでした。

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2005年12月25日 (日)

シオノギ

70年代の大御所ついに登場ということで、カーペンターズご紹介しましょう。

シング/カーペンターズ

シオノギの企業イメージCMでこの曲使われています。子供たちのコーラスが入り親しみやすい曲ですね。カーペンターズはリチャード、カレンの兄妹グループで、カレンの表現力豊かなヴォーカルは時代を超えて多くの人に支持され続けていますねぇ。数あるヒット曲の中から主観で選んだ代表曲3曲を上げると、「遙かなる影」、「スーパー・スター」、「青春の輝き」といったところでしょうか(試聴はこちらで可能です)。

isayamamio CMでは諫山実生がカバーしてますが、この方も実力派的雰囲気ありますね。今後注目していきたいと思います。

今年も早やあと6日。あれこれやり残したことあるかも知れませんが、僕としてはこのブログこうして更新できたことで、よしとしたいと思います。ではよいお年を。

↓今年末のランキングは如何に↓

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(2006.1.28追伸です)トヨタホームのCMで「クロス・トゥ・ユー(遙かなる影)」使われてますね。歌っているのはジャズシンガーのnoonです。カレンとは趣を異にして、心地よいけだるさがたまりません。

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2005年11月27日 (日)

ニンテンドーDS(任天堂)

プロフィールで公開している「マイベスト3」、今回新たに「ピアノ名曲マイベスト3」アップしてみたいと思います。まずは第3位、

エナジー・フロー/坂本龍一

ご存じ三共リゲインEB錠のCM曲でしたね。続いて第2位は~、

渚のアデリーヌ/リチャード・クレイダーマン

誰もが耳になじんだ安らぐ曲ですね。そして栄えある第1位に輝いたのは~っ、

朝もやの渚/ジョニー・ピアソン

原題は「Sleepy Shores」、1971年全英ヒットチャート3週連続1位を獲得しています。目覚まし代わりにタイマーをセットしてこの曲が流れるようにしておけば、快適な目覚めが期待できるとても気持ちいい曲ですね。さて、ランクとは関係なく、クラシックから別格で1曲紹介させていただきます。

月の光/ドビュッシー

051127 昨年ニンテンドーDSのCM中、宇多田ヒカルが物珍しそうに眺めているシーンでこの名曲が流れていました。古くはシンセサイザー界の大御所、冨田勲でもおなじみの幻想的作品ですね。 以上4曲、試聴できるサイトのリンクをまとめてご案内しておきます。

3位2位1位別格

話になんの脈絡もありませんが、相武紗季主演NHKよるドラ「どんまい!」、紗季ちゃん好演してます。地味な職場に元気で明るい3枚目キャラ、必要ですよね。

↓おかげさまでトップ10入りしました。今日は何位?↓

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(2006.10.22追伸です)三井不動産レジデンシャルのCMで「月の光」使われてますね。

(2009.1.18追伸です)今度はエド・はるみ出演「マイクロソフト認定資格」、オデッセイコミュニケーションのCMで「月の光」のフィーチャーです。

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