2016年3月27日 (日)

レヴォーグ(富士重工業)

Topvisual今回はスバルのCMからご紹介しましょう。

ロング・トレイン・ランニン/ドゥービー・ブラザーズ

1973年発売のセカンドアルバム『キャプテン・アンド・ミー』に納められている一曲です。切れのいいアグレッシブな演奏はスポーティな車のCMにぴったりですね。当ブログでは2005年7月に「リッスン・トゥ・ザ・ミュージック」(1972年)、同年8月に「チャイナ・グローヴ」(1973年)、2013年8月に「ホワット・ア・フール・ビリーブズ」(1978年)をそれぞれご紹介しています。曲の試聴はこちら、ダウンロードはこちらになります。

桜は開花したけどまだまだ寒い東京。早く暖かくなって欲しいなぁ。

Doobie Brothers/Captain And Me

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2015年9月13日 (日)

シエンタ(トヨタ自動車)

PhotoトヨタシエンタのCMに、サッカーのロドリゲス選手と滝川クリステルが起用されています。

マシュ・ケ・ナダ/セルジオ・メンデス&ブラジル’66

マシュ・ケ・ナダはブラジルのジョルジ・ベンの手によるボサノヴァの名曲で、1966年セルジオ・メンデス&ブラジル’66が女性コーラスによるカバーを発表して、世界的大ヒットとなりました。当時の全米チャートで最高7位を記録しています。
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音楽活動歴が50年以上に及び、今も現役のセルジオ・メンデスですが、最近では2008年発表のアルバム「モーニング・イン・リオ」で、ドリカムが「ルガール・コムン」という曲で参加して話題を提供していましたね。ディオンヌ・ワーウィック等がカバーした往年のヒット曲、邦題「恋の面影」が「ルック・オブ・ラヴ」としてリメイクされ、なかなかいい出来に仕上がっています。

マシュ・ケ・ナダのユーチューブでの視聴はこちら、ダウンロードはこちらになります。

Sergio Mendes / Brasil'66/Herb Alpert Presents Sergio Mendes & Brasil '66 (Ltd)

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2015年8月 2日 (日)

ステップ ワゴン - 「進め!家族 ベースボール」篇(本田技研工業)

今回は6月にもご紹介した、カーペンターズのカバー曲をとりあげてみることにします。

プリーズ・ミスター・ポストマン/カーペンターズ

Step_wagonホンダステップワゴンのCMで起用されているこの曲、オリジナルは1961年マーヴェレッツによってリリース、のち1964年ビートルズがカバーしたことにより、世に広く知れ渡るようになりました。その10年後の1974年、カーペンターズがアルバムの先行シングルとしてこの曲を発表、全米ナンバーワンを獲得しています。アルバム『緑の地平線〜ホライゾン』(1975年)に収録されています。ユーチューブによる試聴はこちら、ダウンロードはこちらになります。

今日『ローズ・ガーデン』(1970年)のリン・アンダーソンさんの訃報が届きました。享年67歳。謹んでご冥福をお祈りいたします。

Carpenters/Horizon

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2015年7月 5日 (日)

ADVIEWキャンディーソーダ(キングジャパン)

Candysoda関ジャニ∞のメンバーが女装するという奇抜なCMで流れている音楽をご紹介しましょう。

シュガー・ベイビー・ラヴ/ザ・ルベッツ

1974年、イギリスを中心に大ヒットとなったこの曲、当時聴いていた人間にとっても昔懐かしい1950年代を想わせるテイストを醸し出しています。当時はルーベッツと呼ばれていましたが、その後ヒットした曲を聞いていませんので、残念ながら「一発屋」の称号を授与させていただきます。ユーチューブによる動画の視聴はこちら、ダウンロードはこちらになります。

ところで最近スバルのCMで私がひいきにしている、大滝詠一氏の曲が流れています。「カナリア諸島にて」というタイトルなんですが、「君は天然色」にまさるとも劣らない作品です。いずれも不朽の名作「ア・ロング・バケイション」(1981年)に納められている今でも色あせることのない名曲です。正座して聴きたいものです。

Rubettes/Very Best Of

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2015年3月22日 (日)

ホンダ ジェイド(本田技研工業)

Jadeホンダの新型車CMに懐かしい曲が使われています。



ビギン・ザ・ビギン/フリオ・イグレシアス

フリオはスペイン出身の歌手、世界的エンターティナーとして知られています。他に「黒い瞳のナタリー」とかが有名ですね。このビギン・ザ・ビギン、1935年に発表されたジャズのスタンダードナンバーで、多くのシンガーがカバーを手がけています。1981年フリオがリリース、軽快なリズムとメロディに彼の甘く情熱的な歌唱がうまく乗っています。ユーチューブ動画の視聴はこちらでどうぞ。

話は変わりますが、最近ちまたではやってきているクマムシの「あったかいんだからぁ♪」、あれパクリと違いますか?1982年松田聖子「レモネードの夏」(「渚のバルコニー」のB面)を知っている者にとっては、クマムシ聞くに堪えませんですがなぁ…。

Julio Iglesias/Begin The Beguine

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2014年2月22日 (土)

アメリカンファンキーBBQ(マクドナルド)

American_funkey_bbq_2アメリカンビンテージ80’Sの第3弾として、アメリカンファンキーBBQを売り出しているマクドナルド。CMで使われているのは耳に残る曲ですね。それもそのはず、資生堂(1984年、INOUI)やホンダ(2004年、That's)のCMにも使われていました。

ファンキー・タウン/リップス・インク

アメリカの音楽ユニットが手がけた軽快なダンス曲で、1980年全米ナンバー1を記録しました。映画「シュレック2」(2004年)の挿入曲としても使われていました。ユーチューブによる試聴はこちら、ダウンロードはこちらになります。

話題は変わりますが、真鍋かをりの『世界をひとりで歩いてみた-女30にして旅に目覚める』は素晴らしい旅の本です。仕事に空きができたときに、さっと海外に飛び立つ。こんな行動力を発揮すれば、煮詰まりのリセットができてしまうんですね。

Lipps Inc/Mouth To Mouth

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2014年1月 2日 (木)

【クローズアップ】大滝詠一

2013年年末に飛び込んできた訃報、私の崇拝する大滝詠一氏が亡くなりました。享年65歳、あまりにも突然で早すぎる出来事に、発する言葉がありません。2014年新年早々ではありますが、大滝詠一氏の追悼特集を急遽組むことにしました。
大滝氏をとりあげるに当たり、「代表的アルバム」「楽曲提供」「テレビドラマ主題歌」の3つの角度から多面的に述べてみたいと思います。

1.代表的アルバム
  「A LONG VACATION」(1981年)
  「EACH TIME」(1984年)

この中からどうしても1曲あげるとすれば、このブログの性格上この曲になります。

君は天然色/大滝詠一

Photo_22005年6月10日の記事でもご紹介してますが、「ア・ロング・バケイション」のA面1曲目になります。このアルバム、アナログ・CD・リマスター含め総売上が200万枚の大ヒットなのです。そして「君は…」ですが、CMとのタイアップがすごい!「新・Vロート」(ロート製薬、1981年)、「生茶」(キリンビバレッジ、2004年)、「アサヒすらっと」(アサヒビール、2010年)、「アルトエコ」(スズキ、2011年)、「金麦」(サントリー、2012年)と発表から延々と起用されてきています。(以上出典「ウィキペディア」)

A-3「カナリア諸島にて」
B-1「雨のウエンズデイ」
B-2「スピーチ・バルーン」

以上、お気に入りの曲です。B-2は2005年5月8日の記事で紹介した、「ソニーハンディカム」のCM曲です。そしてA-1、3、「イーチ・タイム」B-3「ペパーミント・ブルー」はカラオケでよく歌います。特に「ペパーミント~」は、ある女性を思い浮かべながら歌います(意味深~笑)。

2.楽曲提供

以下、羅列になりますが、そのすごさを実感してください。

Photo_3吉田美奈子「夢で逢えたら」(1976年)
山口百恵「哀愁のコニーアイランド」(1980年)
須藤薫「あなただけI LOVE YOU」(1980年)
太田裕美「さらばシベリア鉄道」(1980年)
松田聖子「風立ちぬ」(1981年)
森進一「冬のリヴィエラ」(1982年)
薬師丸ひろこ「探偵物語」(1983年)
ラッツ&スター「Tシャツに口紅」(1983年)
稲垣潤一「バチェラー・ガール」(1985年)
小林旭「熱き心に」(1985年)

三ツ矢サイダー(アサヒ飲料、1973~1983年随時)のCMは書き下ろしになります。また、楽曲はアメリカのものですが、大滝氏が竹内まりやとデュエットしたという珍しい作品もあります。「恋のひとこと」(2003年)、これは2013年1月に当ブログでご紹介済です。

3.テレビドラマ主題歌

幸せな結末」(「ラブジェネレーション」(CX、1997年))
木村拓哉、松たか子主演。このコンビが以前共演したのが「ロングバケーション」(CX、1996年)であり、大滝氏のアルバム名に似ているのは偶然なのか?

恋するふたり」(「東京ラブ・シネマ」(CX、2003年))
江口洋介、財前直見主演。2009年「婚カツ!」が更新するまで、月9枠の視聴率ワースト記録を保持していたとのこと。今にして思えば伊藤美咲、白石美帆、鷲尾いさ子、浅田美代子、玉山鉄二等脇役がすごかったのに何故?という感じですね。

試聴、ダウンロードご希望の方は、こちらでどうぞ。

長くなってしまいましたが、これにて大滝詠一氏の追悼特集を締めたいと思います。大滝さんが亡くなっても、私の心の中には永遠に生き続けています。

大瀧詠一/Each Time - 20th Anniversary Edition

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2013年8月26日 (月)

TOYOTOWN『ジーンズデイ』篇(トヨタ自動車)

Womanスター集結といった感じで、主役級の俳優をふんだんに登場させたトヨタのCMが話題ですね。

What A Fool Believes/ドゥービー・ブラザーズ

バックに流れている曲がこれ、1978年発表のアルバム「ミニット・バイ・ミニット」に納められており、アルバム、シングルとも全米NO.1に輝きました。当時のアメリカを代表するバンドといえるでしょうね。このブログでも2005年7月に「リッスン・トゥ・ザ・ミュージック」、8月に「チャイナ・グローヴ」をご紹介しました。ユーチューブによる試聴はこちら、ダウンロードはこちらになります。

検索の過程でこの曲と雰囲気が似てる曲発見しました。
ふたりだけの夜(Steal Away)/ロビー・デュプリー
この曲もいいですね。こちらでぜひ聴き比べてみてください。

Man今クールのドラマ別々に主演している堺雅人(半沢直樹)と満島ひかり(WOMAN)、ご両人にはぜひがんばってもらいたいですね。

Doobie Brothers/Minute By Minute

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2013年1月 3日 (木)

TOYOTA 86(トヨタ自動車)

86_owners_event_in_hakone2013年、新年早々TOYOTAが正月限定放映のCMでやってくれました。富士山、芦ノ湖、雲海、雲海から上る初日の出、箱根の山道をそろりと走る車の隊列。「スポーツカーがある。スポーツカーに夢中になれる今がある。ありがとう。」この絵とコピーだけで結構泣かせるのに、バックの曲がまた極めつけなんですね。思わず「しぶ~い」とうなりたくなります。

Somethin' Stupid(恋のひとこと)/フランク・シナトラ with ナンシー・シナトラ

オリジナルは1966年カーソンとゲイルによるナンバー、翌67年にフランク・シナトラと娘のナンシー・シナトラのカバーで有名になりました。同年、マーヴィン・ゲイとタミー・テレルによるアルバム「ユナイテッド」にもこの曲が収録されたのを始め、いろんなアーチストがカバーしています。日本では竹内まりやが2003年、「Longtime Favorites 」というアルバムを出し、そこにおいて大滝詠一をフィーチャーしてお披露目されております。本CMでは細野晴臣さんのクレジットがでていますね。なお、フランク・シナトラは当ブログでは「チーク・トゥ・チーク」「夜のストレンジャー」に続いて3度目の登場となりました。ユーチューブでの動画の視聴はこちら、ダウンロードはこちらからどうぞ。

2013年についてオモシロネタをひとつ。西暦の4つの数字がすべて異なるのは1987年以来、実に26年ぶりのことだそうです。言われてみればな~んだと思うようなことですが、ここはひとつ変化の年と考え、心を新たにして臨んでみたいものですね。

Frank Sinatra/Nothing But The Best

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2011年12月30日 (金)

アクア(トヨタ自動車)

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年の瀬も押し迫ったこの期におよんでブログ更新です。トヨタが26日に発表したハイブリッドコンパクトカー「アクア」のCMに、我が懐かしのセブンティーズが使われてるんですね。

ハート・オブ・グラス/ブロンディ

女性ヴォーカルを前面に出したロックバンド「ブロンディ」、1974年に結成されました。ヴォーカルのデボラ・ハリー、世間で言われていたようにやはり妖艶です。

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代表曲はこの「ハート・オブ・グラス」のほか、ハードタッチの「コール・ミー」、レゲエ・ミュージックで後にサッポロ「ドラフト・ワン」のCM曲としても使われた「夢見るNO.1(The Tide Is High)」などなど、クオリティの高い作品を数多く残しています。ベスト版試聴してみましたが、これはいけると感じ、思わず全曲ダウンロード購入してしまいました。ユーチューブの動画はこちら、試聴とダウンロードはこちら になります。

2011年も暮れようとしていますが、今年身につけたよい習慣「伊藤洋一のラウンドアップワールドナウ!」をポッドキャストに落として月曜朝の通勤電車内で聞くことです。ぜひお試しあれ。そして来る2012年は皆様にとっていい年でありますように。

Blondie/Best Of

(2014.3.31追伸です)最近始まったH&MのスポットCMにも、ブロンディのオリジナル曲使われていますね。

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