【この映画】運び屋(2019年)
このところ映画づいているところで、もう一本いってみましょう。クリント・イーストウッド監督兼主演のタイトルは「運び屋」です。実話を元に、90歳の主人公が家族を顧みず自分の事業、欲望にのめり込み、最後は麻薬の運び屋に手を染め、晩節を汚すことになる悲哀に満ちたストーリーです。このクリント・イーストウッド、私生活でも2度の結婚歴、6人の女性との間に8人の子供をもうけているとのことです。そして何と、映画の娘役アイリスは、最初の妻との間の実娘アリソン・イーストウッドが演じているそう。言われてみれば、実にリアリティのある演技でしたね。映画の底流ににじんでいるのは、若い頃からガンマンやダーティハリーシリーズで人気を博し、浮名を流したクリント・イーストウッド自身の反省と贖罪であると言えるのでしょう。
さて、昨年末の記事「ボヘミアン・ラプソディ」のクイーンの曲聴いてて今さらながら気付いたのですが、このバンドの音楽はあのバンドに影響を受けてるなとの思いが浮かびました。そのバンドとは、10CCであります。両者ともこのブログで過去に取り上げていますが、この機会に聴き比べてみるのもいいかもしれません。
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