« 銀色の髪のアギト(松竹) | トップページ | 【クローズアップ】ジャニス・イアン »

2006年1月22日 (日)

【この本】博士の愛した数式

昨日一日中降った雪が10センチくらい積もり、一転冬晴れとなった東京地方から今日もお届けします。さて、今回ご紹介するのはこの本です。

博士の愛した数式/小川洋子

kurita 寺尾聰、深津絵里らが出演し、映画化されました。社会からほとんど隔離された老数学者とそのもとに派遣された家政婦そしてその家政婦の小学生の息子、この3人の中に、われわれの日常生活にほとんど関係しない数式を通して、ほのぼのとした愛情が生まれていくという物語です。モノには実用性、知識には有用性、人には即戦力がとかく求められる昨今、数学の中の美意識を通じて、今一度われわれの価値観を考え直してみようと思いたくなります。本書→「世にも美しい数学入門」→「国家の品格」というふうに読み継いでいくと見えてくる率直な感想です。

さて、話が東京で降った雪で固めた雪玉のように堅くなりましたので、今回はおまけとして、最近「採取」したCM音楽ご紹介しておきます。ホンダストリーム青春に乾杯/ミッシェル・デルペッシュ」、トヨタエスティマビヨンド・ザ・シー/ボビー・コールドウェル」です。ビヨンド・ザ・シー、「ファインディング・ニモ」のエンディングでも使われてましたね。試聴はこちらこちらでできます。

↓迷わずクリックしてみてください↓

ブログランキングranQ

ブログ検索

|

« 銀色の髪のアギト(松竹) | トップページ | 【クローズアップ】ジャニス・イアン »

コメント

この記事へのコメントは終了しました。

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 【この本】博士の愛した数式:

» 感動は深く静かに…「博士の愛した数式」 [万歳!映画パラダイス〜京都ほろ酔い日記]
 実に静かな映画だった。激しい愛の言葉もなければ、涙も憎悪も嫉妬もない。死の場面がなく、ラブシーンもない。淡々と日々の移ろいを追っただけなのに…。それでも、心を打つ、深く静かに、強く。「博士の愛した数式」(小泉堯史監督)はそんな佳作だった。80分しか記憶....... [続きを読む]

受信: 2006年2月 2日 (木) 23時16分

« 銀色の髪のアギト(松竹) | トップページ | 【クローズアップ】ジャニス・イアン »