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2005年5月 8日 (日)

ハンディカム(ソニー)

まあ、とかく子供というのは不思議なものでして、たいていは機嫌よく遊んだり、はしゃいだりして元気がいいのですが、ふとした拍子に夜中に熱を出しぐったりすることがあったり、調子がいいときも悪いときも目の離せない存在ですねぇ。私も6歳の男の子の父親として時には学び、時にはメリットを享受している次第です。ちょうど自分の幼少時代を追体験している感じとでも言いますか、ブロックやプラモデルの組み立てを喜々としてやったり、そして何よりディズニーランドとかの話題で、プーさんのハニーハントがどうのバズがこうのとか職場の女性の中の会話に実体験者として入り込めるのが強みです。前フリが長くなってしまいましたが、そんな子育て中のお父さん、お母さんが見てじわっとくるのがソニーハンディカムのCMではないでしょうか。女の子の逆上がり編と男の子の初登校編がありますが、まさに「初めてのランドセル、いつもより空が大きく見えました」というわけなのです。そこのバックで流れている曲がこれです。

スピーチ・バルーン/大滝詠一(1981年)

不朽の名盤「A LONG VACATION」に納められている1曲で、見事にCMの映像にとけ込んでいます。このアルバムからは他にも多くの曲が2次利用されており、ギョーカイでは多分大滝さんは超売れっ子としてあがめられているのではないのでしょうか。曲調は多少の愁いを帯びつつも常に明るく斬新で、そこらへんが発表後20年以上をへた今現在でももてはやされている理由かもしれません。TSUTAYAでドライビングミュージックとしてセールスかけられたりもしています。そういえば私も去年の夏このアルバムをかけながら、右手に太平洋を望みつつ海沿いの国道36号線に車を走らせた思い出があります。

話は子育てに戻りますが、子供を持つことの前段階としての結婚について今日の日経新聞の朝刊1面に名言・格言が載っていましたので孫引きの形になりますがご紹介させていただきます。

「結婚するがいい、そうすれば君は後悔するだろう。結婚しないがいい、そうすれば君はやはり後悔するだろう」  キルケゴール

Hc3_2_cm_img_06 (2006年6月18日追伸です)現在放映されているハイビジョンハンディカムのCMで流れているバックの曲は、「すばらしい日々/ユニコーン」です。ユニコーンは奥田民生の出身バンドですね。「雪が降る町」が好きでした。試聴およびダウンロードはこちらでどうぞ。

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コメント

はじめておじゃまします。コメント&トラバありがとうございます。
こちらの記事を開いた途端、
わ!懐かしい!
と身を乗り出してしまいました。大滝詠一さんの「A LONG VACATION」、持っていたなあと。
永井なんていいましたっけ、イラストレーターの方。あのイラストと大滝さんの楽曲がぴたりとマッチしていて、好きでした。
ハンディカムのCM、意識して見たことがないのですが、今度は気をつけておこうと思います。

投稿: なおこ | 2005年5月15日 (日) 09時17分

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» ロンバケの思い出 [すりこ木日記]
1981年夏。学校から夏休みの宿題としてNHKラジオ「基礎英語」に取り組まなくてはならない私はそれまで使っていた「中一時代」か「中一コース」の特典としてもらった簡易ラジオに代わってラジカセを買ってもらう事に成功したんだよ。 今までの簡易ラジオは実家の風呂場でなけりゃ聴こえなかったんで、ラジカセは大変便利だったネ。夏休みの間は「基礎英語」をカセットテープに録っていたが、2学期が始まると所謂「ながら」族として勉強しているふりをしながら番... [続きを読む]

受信: 2005年5月16日 (月) 23時38分

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