« 2005年4月 | トップページ | 2005年6月 »

2005年5月30日 (月)

【この本】たのしい中央線/太田出版

JR中央線沿線に住み続けること17年、このたぐいの本が出るとやはり内容が気になりますね。

たのしい中央線/太田出版

小型のいわゆるムックでデコ有限会社という荻窪の会社が編集してます。執筆、取材、インタビューの人たちがすごい。また例によって列挙させていただきますと、リリー・フランキー、角田光代、高田渡(先日56歳で他界されました。ご冥福をお祈りします)、みうらじゅん(マイケルに引き続き二人目の僕と同じ年生まれの人発見です)、松田美由紀等々いかにも濃~い方々なわけでして、インタビューあり、写真あり、登場者自身の街取材ありとなかなかバラエティに富んでいます。しかし東京にJR、私鉄あまたあれども中央線ほど独特な文化を形成している沿線は他にないのでは。駅一つ一つそれぞれ個性ありますよね。祭りもいろいろあるし、高円寺の阿波踊りがいちばん有名なんでしょうか。あと阿佐ヶ谷の七夕、三鷹も阿波踊りで、武蔵境はサンバとへそ踊り、吉祥寺はアニメあるいは音楽祭とか。沿線の会社もユニークですね。中野にまんだらけの本社があると思えば、アメックス日本支社がなんと荻窪にあったりすることご存じでしょうか。やっぱり中央線は本になるくらい特長あるんですよね。別にひがんでいるわけじゃないけど、東横線や田園都市線のようなハイソとか気取った雰囲気はあまりないですね。自然に無理せず生きている人が多いような気がします。

さて、前回【この本】でとりあげた角田光代さん(ご自身のランチ写真日記がたのしい)がだぶっているわけですが、荻窪の仕事場を今後西荻に移すようなこと言ってます。そうすると我が敬愛の大崎善生サンと遭遇することになりますねぇ。異常接近はあるのでしょうか?片や恋人がいるというウワサで、片や妻帯者ですから別に何ともないでしょうね。

話はいつものようにかなりぶっ飛んで、首都圏のJR電車、車両更新がすすみ、山手線、京浜東北、総武線(各停)おなじみの車体の色がステンレス車になって、帯の色だけになってしまったのは少し淋しいです。その点中央線の電車はその流れに逆らい、相変わらず全身柿色に染め、ラッシュ時には2分30秒間隔で僕らを毎日運んでいるわけです。カンバレ!中央線。

| | コメント (5) | トラックバック (0)

2005年5月25日 (水)

スイカ/SUICA(JR東日本)

New Daysというコンビニのようなお店がJR東日本管内の駅にありますが、西日本ほか他の地域の駅にもコンビニもどきがあるのでしょうか?他地域の方、ぜひお近くの駅コンビニの店名を教えていただきたいと思います(コメント欄にお願いしますね~)。え~、そんなコンビニでピッとするだけでモノが買えちゃうのが、JR東日本のスイカなんだそうです。そのCMで流れている曲がこれです。

やさしさに包まれたなら/松任谷由実(荒井由実)

1974年の作品、僕は高校生でした。由実さんご本人より年齢が少し若いせいもあって、ユーミンの曲を聴くことは、少しだけ背伸びして大人の仲間入りをしたことをまわりにアピールできるという一種のステータスシンボルみたいでしたねぇ。

ユーミンの偉大さは数々のヒット曲を生んだこと。思いつくまま、順不同であげてみましょう。「ひこうき雲」「12月の雨」「ルージュの伝言」「あの日にかえりたい」「中央フリーウエイ」「守ってあげたい」などなど。他の歌手に提供した曲となると「卒業写真(ハイファイセット)」「いちご白書をもう一度(バンバン)」「白い靴下はもう似合わない(アグネス・チャン)」(アグネスも今年50歳になるそうです。信じられますぅ?)「瞳はダイヤモンド(松田聖子)」(呉田軽穂はユーミンのペンネームですよね)「まちぶせ(石川ひとみ)」「あのころのまま(ブレッド&バター)」「Woman(薬師丸ひろ子)」「時をかける少女(原田知世)」「雨音はショパンの調べ(小林麻美)」等々。きら星のごとく名曲がならんでいます。映画、テレビドラマ、CMの主題歌、挿入歌、2次使用にいたっては数えることすら不可能に近いです。あっそう、ドラマ「誰にも言えない」の主題歌「真夏の夜の夢」っていうのもありました。あと特筆したいのは西新宿の高層ビルにあるニューハーフのショーパブ「○○○○○パブ」(クイズです。店名ご存じの方いたらぜひコメント欄にお願いします。ヒントはこちら)でやっていたショーの一幕にユーミンの「Anniversary」が使われていました。もう10年以上も前に行ったときのことをいまだに覚えているということは、よほど印象に残っているということなんでしょうねぇ。

さて、話は少しとんで先日、「中央フリーウェイ」の歌詞に出てくる中央高速八王子方面へ向かって調布-国立府中インター間で左手に見える「ビール工場」に見学に行ってきました。見学のあとの試飲タイムで出た塩味柿の種が絶品でしたよ。ただし、見学に行く際はマイカーでなく公共の交通機関にしましょうね。ビール飲めませんから。カミサンがうまそうに飲んでる工場できたての生ビールを横目で見ながら、ひとり柿の種をかみしめている僕がそこにいました。

| | コメント (3) | トラックバック (0)

2005年5月18日 (水)

ヴィッツ(トヨタ)

資生堂シャンプーのCMで、オッと少し思った方、これ見てオオッとお思いではないでしょうか?そう、宮沢りえのトヨタヴィッツのCMです。雨宿りしているのは妙になまめかしく、色っぽい女性(ヒト)。赤ちゃんらしきものを抱いているのを見かけた男は、着ているコートをすぐさま脱ぎ、優しくかけてあげて車までエスコート。キザな男でなくてもこうするであろうという自然なふるまいのように見えます。バックに流れる曲はこれです。

サンデイ・モーニング/マルーン5

すいません、比較的新しい曲なので私個人的にはノーマークのグループでした。でも同じアルバムに入っている「This Love」を聴いて、ふふーんこのバンドであったのかと納得。

りえちゃんの抱いていたのは子豚であったという落ちがあり、Vサインをして締めくくってくれて決して近寄りがたい美人ではなく、茶目っ気たっぷりなところに好感が持てますね。非常に完成度が高いCMなのではとひとり感心している次第です。サイト上のCMプレビューは無音声なので曲の試聴はこちらでどうぞ。

追伸です。エスコート役の男性は西島秀俊です。彼も普段、iPodで音楽聞いているみたいです。

(8月28日追伸です)CF放映は2作目の「パンプキン篇」に切り替わってますが、BGMは1作目と同一曲ですね。

(06年1月9日追伸です)年が改まってCFは3作目の「パーティー篇」が放映されてます。りえちゃんのくしゃみと子ブタのくしゃみかわいいですね。

Cb4fb59c367542c591fd936f41a8b492 (6月7日追伸です)昨日からCF第4弾「風に吹かれて篇」の放映が始まってます。バックの音楽はユア・ビューティフル/ジェイムス・ブラントになってます。りえちゃん、免許取ったんですってねぇ。曲のダウンロードはこちらになります。

(2008年2月24日追伸です)「トヨタ ヴィッツ CM」でgoogle検索すると、依然このページが第3位でヒットします。記念すべき宮沢りえのファーストCMをYou Tubeでご覧ください。

(2008年12月14日追伸です)ヴィッツのCMで以前使われていた曲、「雨」に関する記述はこちらです。また、動画付試聴はこちらの記事からのリンクで可能です。

ブログランキングranQ

| | コメント (2) | トラックバック (3)

2005年5月15日 (日)

不機嫌なジーン(CX)

結婚というタイムリーな話題を提供してくれたということで、急きょ予定稿を差し替えて竹内結子をとりあげます(笑)。CX(フジテレビ)の月9は木村拓哉の「エンジン」が前評判通り高視聴率を獲得しているようですが、その前のクールがこの竹内結子の「不機嫌なジーン」でした。教授役(名前は知りません。あしからず)のセリフにリチャード・ドーキンスの利己的遺伝子なんて出てきたときには、ややっ、本格的な遺伝学の話をドラマの中でわかりやすく解説してくれるのかと思いきや、そうでもなさそうでテントウムシ始めいろいろな生き物が出てきて子供がよろこんで見ていたようです。さて、挿入歌はこれですね。

ラヴァーズ・コンチェルト/サラ・ヴォーン

説明するまでもなく、名ジャズヴォーカリストが歌うスタンダードナンバー。いつ聴いてもいいものはいいという感じで、歌い聴きつがれていくんでしょうね。

竹内結子の話に戻りますが、妊娠3か月と知り少しショック。しょせん結子も人の子だったんだなぁと感じた今日この頃でした。

| | コメント (0) | トラックバック (1)

2005年5月 8日 (日)

ハンディカム(ソニー)

まあ、とかく子供というのは不思議なものでして、たいていは機嫌よく遊んだり、はしゃいだりして元気がいいのですが、ふとした拍子に夜中に熱を出しぐったりすることがあったり、調子がいいときも悪いときも目の離せない存在ですねぇ。私も6歳の男の子の父親として時には学び、時にはメリットを享受している次第です。ちょうど自分の幼少時代を追体験している感じとでも言いますか、ブロックやプラモデルの組み立てを喜々としてやったり、そして何よりディズニーランドとかの話題で、プーさんのハニーハントがどうのバズがこうのとか職場の女性の中の会話に実体験者として入り込めるのが強みです。前フリが長くなってしまいましたが、そんな子育て中のお父さん、お母さんが見てじわっとくるのがソニーハンディカムのCMではないでしょうか。女の子の逆上がり編と男の子の初登校編がありますが、まさに「初めてのランドセル、いつもより空が大きく見えました」というわけなのです。そこのバックで流れている曲がこれです。

スピーチ・バルーン/大滝詠一(1981年)

不朽の名盤「A LONG VACATION」に納められている1曲で、見事にCMの映像にとけ込んでいます。このアルバムからは他にも多くの曲が2次利用されており、ギョーカイでは多分大滝さんは超売れっ子としてあがめられているのではないのでしょうか。曲調は多少の愁いを帯びつつも常に明るく斬新で、そこらへんが発表後20年以上をへた今現在でももてはやされている理由かもしれません。TSUTAYAでドライビングミュージックとしてセールスかけられたりもしています。そういえば私も去年の夏このアルバムをかけながら、右手に太平洋を望みつつ海沿いの国道36号線に車を走らせた思い出があります。

話は子育てに戻りますが、子供を持つことの前段階としての結婚について今日の日経新聞の朝刊1面に名言・格言が載っていましたので孫引きの形になりますがご紹介させていただきます。

「結婚するがいい、そうすれば君は後悔するだろう。結婚しないがいい、そうすれば君はやはり後悔するだろう」  キルケゴール

Hc3_2_cm_img_06 (2006年6月18日追伸です)現在放映されているハイビジョンハンディカムのCMで流れているバックの曲は、「すばらしい日々/ユニコーン」です。ユニコーンは奥田民生の出身バンドですね。「雪が降る町」が好きでした。試聴およびダウンロードはこちらでどうぞ。

| | コメント (1) | トラックバック (1)

2005年5月 6日 (金)

【この本】対岸の彼女/角田光代

ゴールデンウィークもほぼ終わり、カレンダー通りの休日をこなしたわけですが、幸い天候にも恵まれ(東京地方)、毎日違ったテーマでレジャーを敢行し、しばし自己満足の世界に浸っております(笑)。中でも昨日(5月5日)参加したウォーキング大会(10km)は、心地よい春の日差しと風の中を自然と接しながら軽く汗を流すことができて最高でした。お金をかけずに楽しみたい方に一押しでお勧めしますよ~ん。

さて、タイトルで【】付のものはブログのテーマと関係なく、良かったものをとりあげていきたいと思います。今回は最近読み終えて良かった本です。

対岸の彼女/角田光代

第132回直木賞受賞作ですよね。最初読み始めて我が子の公園デビューとか出てきたので子育てする母親が人間関係に苦労する話かなと勘ぐったのですが、見事違いました(笑)。人との関わりは自分がいやなら避けて通れるけど、そのやっかいなことに敢えていどんでみるのも悪くないということでしょうか。自分の内面を遠慮なく吐露できるのはカミサンだけかなと思っていたんですが、どうやらそうではなく同姓の友人に話した方が共感を得られることもあるんだなぁとちょっと感じたりもしています。小説中職業としての掃除の場面が出てきてますが、これがある意味主題とも絡んでくるような位置づけではないのかな。家事を主婦(主夫)の仕事ととらえるのか、あるいは商売のネタととらえるのかといった発想の違いですね。掃除、洗濯、料理等、それぞれの道を究めようと思えばかなり奥深いものがありますものねぇ。村上春樹も好きでよく読みますが、作品の登場人物がワイシャツを洗濯してきちんとアイロンがけまでしてますよねぇ。これ作者から読者への暗黙のメッセージじゃないのかな。あれこれいう前に自分の身の回りのことはきちんとしようという・・・。

| | コメント (0) | トラックバック (1)

« 2005年4月 | トップページ | 2005年6月 »